少女の人形でしょうか?ちょっと恐い感じがします。
『悪魔の手毬唄』フランス語版
翻訳者:Rose-Maria,Makino-Fayolle
発 行:1995年
---------あらすじ----------
八月の鬼頭村で、儀式めいた数々の殺人事件が起こる。
一つの殺人事件が過去の亡霊によって引き起こされる。
それは伝説と昔の先祖の敵対関係によるものだった。
けして、明らかにならなかった犯罪をそれをきっかけに再び語り始める者。由良五百子の昔語りに関心を払わない、間違った者。
そして、毬遊びをしながら村の少女達が口ずさむための数え唄を彼女は途切れ途切れに唄うのだ。
村のメデゥーサ達の前で、彼女が手毬唄を再び唄い始めた時、それはすでに遅すぎた。
更に二つの事件が起こり、その連続が村を恐怖と驚愕に陥れる。
金田一は複雑にもつれ合った事件を村にまつわる記憶、民間信仰、恨みや迷信を通して一つずつ解きほぐそうとする。